薬局開設のための開業資金の確保の仕方についての概要

なるだけ公的な融資制度をフル活用していく事

公的な融資制度と言えば、なんといっても一番最初に思い浮かぶのが、やはりあの政策金融公庫や、各銀行・組合・信用金庫などがやっている事業資金用融資などが、その典型と言えるものにあたります。しかし、こうしたところからの借り入れを実際にしたりする際には、その審査基準が厳しいだけでは無くて、特に過去に多額な借り入れや債務整理、金融関連法などに抵触をするような行為などをした経験などが無い、資力面においてもある程度の余裕とかがある清廉潔白な方ではあっても、簡単に審査に落ちたりする事も少なくはありません。それくらいに厳しい審査面での実態がそれらの各金融機関には体質的にありますので、注意が必要です。それでも消費者金融業者や通常の各銀行などがやっているフリーローンなどを利用して、それを開業資金として薬局開設へ利用をしたりする事自体、利息の相場が高い分、早めに返済や完済などをしなくてはなりません。詳しい事は次の段落でも話しますが、そうした面でも大変リスクが大きいところがありますので、お勧めではありません。これに比べて、公的事業融資制度の商品は利息相場もとても低額であり、一度審査を通過してから増額などのご検討もしてもらえる事もありますので、やはりこちらの融資制度の利用の方が、事後的にも大いにメリットが明らかにあります。また、やはり公的な各機関からの融資といった形ですので、様々な面でのバックアップや支援などを受けられる事もありますので、やはりそれだけに利用価値が間違いなくあります。

フリーローンなどはあくまで部分的な補充に用いる事

これは先程の本文1の段落でも少しだけ触れたように、フリーローン自体は公的融資制度の各種商品などよりも利息設定が非常に高値の金利内容になっています。政策金融公庫の商品が10万円から1千万円までの借入範囲で、年率で0.3%といった利息設定がなされていますが、フリーローンの場合には50万円以下で18.0%、100万円から50万円の範囲で15.0%といった、明かに高額な利息設定がなされています。こうした事情もあり、月額での返済額もフリーローンの方が高額になってしまいますので、あくまでこうした商品は薬局開設でのメインの開業資金としてではなく、部分的な足りないところの補充用として用いるのがベストと言えます。

用意資金が一切無い方の場合でのケース

薬剤師の国家資格は有していても、開業資金自体が一切無いという方もおられる場合もあります。このような場合でのケースではどうすれば良いのか、今からその事について触れてみます。やはり薬局の開設という独立起業ですので、その分の資金の確保をしていく事はもちろんのこと、さらに開業の際に事後的に掛かる追加費用などもありますので、こうした形ではまず、大都会部内などでは無謀と言えます。一方、地方にある中小都市部内などの、田舎町での独立起業の場合、最低でも約300万円程度あれば何とか開業が可能ですので、そうした方には公的な融資制度を利用して、起業していく形がお勧めと言えます。

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